第3話 内申点が2倍?3倍?

調査書に記載される内申点は都道府県によって違うことがわかりましたね。
全国の人が見ていると思いますので、47都道府県の調査書に書かれる内申点一覧を載せますね。


みなさんの県はどうでしたか?
中学1年生からの評価が調査書に記載されるところが多いですね。

愛知県は評定を2倍した点数と、高校入試当日の試験の点数で合格を判定します。

単純に計算すると、評定の2倍=Maxは90点、試験の点数はMax110点
合計すると200点満点です。

はい、この点数が個人の入試時の持ち点となり、合否が出る。というのは何となくわかると思います。

しかし、愛知県は最後の点数を出す計算式が5種類あります。

1.均等型の配点「内申点(45点×2倍)+当日点(110点)」

2.内申重視型の配点「内申点(45点×2倍×1.5倍)+当日点(110点)」

3.実力重視型の配点「内申点(45点×2倍)+当日点(110点×1.5)」

4.内申超重視型の配点「内申点(45点×2倍×2倍)+当日点(110点)」

5.実力超重視型の配点「内申点(45点×2倍)+当日点(110点×2倍)」

*4と5は令和5年度から採用されています。

この5つの方式を愛知県内の高校がどれを使って合否を出すかあらかじめ分かっています。
どこの学校がどのタイプを選択しているかは、愛知県教育委員会のHPで確認してくださいね。

ちなみに私が通った豊橋工科高校は:内申超重視型になっています。
私が教師だったときは、2だったような気がする。
進学校は5が多いです。納得ですね。当日点を倍にしないと持ち点の差がつかないらしい。

余談ですが、工科高校で採点を担当してると、入試のテストは20点満点。
採点中に18点とか19点の生徒がいると、「おお、」って声がでます。
私が採点したなかで、満点は出会ったことは1度もありません。(^^;)

豊橋工科高校の道を挟んでお隣の高校(負けヒロインの高校)は、採点してて、18点以下の解答用紙に出会う方が驚くとのことです。

(・。・; そうなんだ・・・

次回は、「校内順位と合否の決め方について」です。





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